ICL手術をする医師にはどんな資格があるの?

~ICL認定医/インストラクター/エキスパートインストラクター・医師の選び方について徹底解説~

 ICL手術をする医師には、どんな資格があるの?

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、高度な専門知識と技術が求められる手術です。

そのため、ICLレンズの製造元である米国のSTAAR Surgical社は、患者さんの目の安全と手術の質を守るために

厳格な認定制度を設けており、眼科医であれば誰でも手術を行えるわけではありません。

 

まず、ICL手術を行うには「ICL認定医」という公式資格が必須です。

さらに、医師の経験や技術、後進への指導力に応じて、「インストラクター」

そして最高位の「エキスパートインストラクター」へと段階的に認定される制度になっています。

この制度により、常に一定以上の技術を持つ医師のみに手術が許されていることが担保されており

患者様に安心して治療を受けていただける体制が整えられています。

それではそれぞれの資格について詳しく見ていきましょう!

 ①ICL認定医

先述した通り、ICL手術を行うには、まずこの「ICL認定医」の資格が必要です。

これはSTAAR Surgical社が実施する講習・試験・認定手術などをクリアした医師に付与されます。

現在、日本国内には約300名のICL認定医がいます。

 

🔍もっと詳しく:ICL認定医になるには? –

ICL認定医になるためには、以下の条件を満たす必要があります

 

  • 日本眼科学会の眼科専門医であること
    └ 認定施設で3年以上の研修一定数の手術経験が必要
  • STAAR Surgical社の講習会を受講
  • 所定の認定手術を行い、合格すること

 ② インストラクター・エキスパートインストラクターとは?

ICL認定医の上位に位置する資格です。医師の教育や制度の運用にも関与します。

資格名人数(日本)役割
インストラクター約22名他の医師への技術的助言や手術の立ち会いが可能
エキスパートインストラクター約14名認定制度の規定策定や認定判断、全国への技術指導を担当

 まとめ:どの医師を選べばいいの?

上記のように、手術を行う全てのICL認定医がしっかりと講習や実技訓練を経ていることがお分かりいただけたかと思います。

上の資格を持つ医師ほど経験豊富ですが、患者さんが感じる安心感や信頼感も人それぞれです。

大事なのは、ご自身が納得できる医師を選ぶことです。

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